ネグロヨトウ#6
Chytonix albonotata (Staudinger, 1892)
ヤガ科 ナカジロシタバ亜科
東京都奥多摩町産
A : 成虫♀ 2024.4.25 前翅長約14.5mm
B : 終齢幼虫 2024.3.17 体長約20mm（同一個体）
林縁の柵にいた不明幼虫を確保。
寄主植物が判らず木本、草本を含む各種の葉を与えたが、
既に成熟していたようで何も食べないまま、
2日後、葉の上に長円ドーム状の灰色の繭を作り蛹化。
4.25 0時頃に羽化、ネグロヨトウと判明。
本種の幼生期は不詳とされており、
終齢幼虫の姿を知れたのは収穫だが、
寄主植物を解明出来なかったのは残念。
2化目は幼虫越冬か。
成虫は同属のホソバネグロヨトウに似るが、
本種は前翅外横線に接する白紋が小さい。
♂の触角は微毛状、♀は糸状。
分布：北海道、本州、四国、九州、対馬、
サハリン、朝鮮半島、中国、ロシア南東部
成虫出現月：5〜6、8〜9
寄主植物：不明
ホソバネグロヨトウ成虫
https://photozou.jp/photo/show/1433095/271655876
キャプションの不備を修正、再アップ。
G0096-6
アルバム: 写真アップ順一時置き場
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