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盛岡冷麺・大盛り@髭・盛岡市

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写真: 盛岡冷麺・大盛り@髭・盛岡市

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焼肉・冷麺 髭(ひげ)
  盛岡市繋尾入野47-15

 雫石町の現場へ向かう途中、同僚2人と昼食に立ち寄った。行きたかったお店の一つで、ようやくチャンスが巡ってきた。同僚は平日限定の焼肉とのセットランチを頼んでいたが、自分は冷麺を単体で注文した。
 麺は盛岡冷麺らしい半透明のストレート麺でやや太いと感じた。ツルツル、ムニュムニュ、プリプリとした食感で、コシが強く簡単には噛み切れない盛岡冷麺の特徴がよく出ている。お店のHPから推測すると、馬鈴薯澱粉と小麦粉を手ごねして生地に仕上げ、お湯が沸き立つ大鍋に直接押し出して茹でる一般的な作り方だと思われる。盛岡冷麺に不可欠のキムチは、丼に直接入れるのではなく別容器に入って提供され、各人が好みの量を加える別辛仕様。このため、最初はキムチを入れずに素のスープを味わい、途中からキムチを加えて辛さを増していくことが出来る。スープは牛スジと野菜から出汁を取っているそうで、味付けが少し薄めなので牛の風味がはっきりと感じられる。一方で、なぜか甘味がやや強い。キムチは冷麺専用のもので、塩味は薄くニンニクの効きもわずか。他店ではキャベツも使われていて酸味があるのが一般的だが、こちらはイチョウ切りのダイコンのみで酸味もほとんど無し。また、漬け汁を纏っているので辛味はあるが、その漬け汁がスープに溶け出した後は、これも甘味が強い。甘味を抑えるため、ダイコンキムチと漬け汁をどんどん足しながら食べた。たぶん、必要ならお代わりも頼めただろう。牛チャーシューは煮込んだすね肉をかなり厚めに切ったもので、サクッ、ホロッとした食感だった。スープ用食材の有効利用ではなく具材用として作ってあるので、牛肉の旨味がかなり残っていて美味しく頂けた。また、キュウリが他店では一般的な甘酢漬けではなく生なのもこのお店の特徴だ。
 酸味をできるだけ避けつつ甘めの味付けにするという点で多少の違和感を覚えたが、夏のみならず涼しい季節にも冷麺を食べて知ってもらおうという考えなら、こういう味付けもあると思う。939円(普通盛りなら810円)。

・お気に入り度:○+

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