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冷やしラーメン@ど・みそKITTEグランシェ店・千代田区東京

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写真: 冷やしラーメン@ど・みそKITTEグランシェ店・千代田区東京

写真: 冷がけ中華そば・醤油・大盛@七彩・中野区都立家政

東京スタイルみそらーめん ど・みそKITTEグランシェ店
  千代田区丸の内2-7-2 KITTE丸の内地下1階KITTEグランシェ内ラーメン激戦区東京・丸の内内

 冷たいラーメンを提供しているお店はないかとネットを探し回っていると、味噌ラーメンのど・みそがお店ごとに様々な冷たいラーメンを提供していることが分かった。なかでも、東京駅丸の内南口近くの旧東京中央郵便局跡に建てられたKITTE丸の内の地下にあるお店では、山形冷やしラーメンを8月2日から提供するというので翌日訪れた。お店に11時半過ぎに着くと、ワイシャツ姿のお客で半数ほどは埋まっていたものの、まだまだ余裕はある。入り口の券売機で限定メニューと書かれたボタンをポチっとして目的の食券を購入。値段はジャスト千円。少し高いように思ったが、場所が場所だけに賃料も高いだろうと納得。カウンター席に座って出来上がりを待った。
 麺はストレートの中太。弾力があるので歯応えもしっかりしていて、ツルッ、プリッ、シコッっと噛むたびに強めの食感が楽しめる。なんとなくだが麺に甘みがあるようにも感じる。いつもなら浅草開化楼の麺だが、これはどうだろうか。現時点では、ネットを含めて情報皆無のため不明。スープはカツオ節等の魚介がよく香るもので、味付けは味噌ラーメンのど・みそなのに醤油味。お店のHPによれば「鳥と豚の動物系スープと鯖節、本節、宗田節で取りましたスープを冷やしキリッとした冷やしラーメンに仕上げました」とのこと。気持ち塩気は強いように思えるもののしっかりした味わいで、白髪ネギがアクセントとしてよく合う。ただ、山形の冷しらーめん発祥のお店栄屋本店では、スープは牛骨ベースでチャーシューも豚ではなく牛だ。また、温度も、とてもキリッとは言えない水道水程度の生ぬるい冷たさで、これを山形の冷やしラーメンとするならば山形県民が全力で抗議するだろうと思われるレベルで、当然まずくはないが看板に偽りあり的な不満が残る。具材は、豚肩ロースチャーシュー2枚、鶏ムネ肉チャーシュー2枚、枕木メンマ数本に茹でモヤシと白髪ネギ。豚チャは軟らかく、豚の旨味がしっかり味わえる。また、鶏チャも驚くほど軟らかく、こちらは旨味はあっさりっとしているものの、上手に下味が付けられていてウマウマ。この旨味の強い2種類の肉には、あっさりでシャキシャキなモヤシがぴったり合う。味玉は意外に小ぶりな大きさで、黄身はほぼ固まった状態だった。その黄身にまでほどよい味がしっかりと浸み込んでいて、これも美味しい。メンマも舌でもつぶせそうに思えるくらい軟らかで塩気も薄めだが、これも下味がしっかりと付けられていて美味しい。
 自分が食べたことがある山形の冷やしラーメンとは異なるものの、創作の冷やしラーメンと思えば、しかもこの内容で1000円なら何の不満もなく完食できる。

・お気に入り度:〇

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