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鴨そば+鴨チャーシュー@RAGE・杉並区西荻窪

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写真: 鴨そば+鴨チャーシュー@RAGE・杉並区西荻窪

写真: ボンズカレーそば@WANTO・国分寺市国分寺 写真: ねぎチャーシュー並・脂多め@〇つばき食堂・小金井市

麺尊 RAGE(れいじ)
  杉並区松庵3-37-22 レンツェン松庵1階

 ミシュランガイド東京のビブグルマンに2016年から6年連続で選出されているので、名店と言ってもよいだろう。こちらのグループのお店では、各店とも平日月曜日は限定メニューを提供していて、この日は好みの鴨だったので訪れた。前述のように超人気店のはずなんだが、平日の昼前11時半に着くと、たまたまなのだろうか、なんと待ち無しですんなりと入店できた。こちらのお店には券売機はなく、口頭で注文を伝え、退店時に支払いを行う方式だ。Twitterで確認していた鴨そば900円と、鴨そばにはデフォなら豚チャーシューが載るだけというので、数量限定の鴨チャーシュー2枚200円をトッピングとして注文した。
 麺はストレート中麺で、配膳直後はしっかりした歯応えがあってパツパツ、ポクポクとした食感だ。ただ、ゆっくりながらも伸びるのが実感でき、食感が徐々に弱まっていくのはもったいない気がする。厨房の麺箱は確認しなかったが、三河屋製麺さんの麺だと聞くので、製麺屋さんと相談すれば、多少なりとも解決策があるのではないかと思う。スープは、説明書きによれば、大量の鴨ガラとサンマ節、サバ節、乾物数種を炊いたものだそうで、香味油には鴨油を使っているとのこと。馬鹿舌には魚介の存在は認識できなかったし、鶏系の出汁であることは分かるものの、鴨だと思える風味もあまり感じられなかった。とは言うものの、旨味は十分で醤油も穏やかに程よく香り、口当たり優しく飲みやすい美味しいスープだ。パラパラと浮く角切りの白ネギが、さすがに鴨葱というだけあって、薬味としてナイスな効果をもたらしている。デフォの豚肩ロースチャーシューは、薄めにスライスされているものの大きく、口に入れると肉の旨味が十分に感じられてウマウマ。一方、追加トッピングの鴨ロースチャーシューは、スープ同様、錦糸町駅前の鴨ラーメン屋さんと比べると鴨らしさは弱めで上品な味わい。これくらいが穏やかでよいと思う人もいるだろうが、自分的にはもう少し鴨らしいインパクトが欲しいと感じる。産地や品種の違いなのだろうか。食べ進むうちに、豚チャーの陰から小ぶりな鶏ムネ肉のチャーシューも出てきた。これはしっとりと軟らかく、極めてあっさりとしたものでごく普通の出来。
 麺もスープも具材・薬味も美味しく、納得、満足で完食した。

・お気に入り度:〇

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