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「挽き包み(ひきぐるみ)」のもり@やまや・盛岡市

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写真: 「挽き包み(ひきぐるみ)」のもり@やまや・盛岡市

写真: 「だったん」のかけカレー@やまや・盛岡市 写真: 濃厚鶏白湯えびらーめん@なかしま堂・盛岡市

蕎麦喰い処 やまや
  盛岡市大沢川原1-1-16

 平日の12時40分頃に連れられて初めて来たら、店頭には列が出来ていて炎天下で20分ほど待たなければならない人気店だった。こちらのお店では、麺を「挽き包み(ひきぐるみ)」、「さらしな」、「だったん」の3種類から選び、食べ方も基本は「もり」、「かけ(冷・温)」、「カレーかけ」の中から好きなものを頼むというユニークなシステム。もちろん、各種天ぷらやとろろ等のトッピングも揃えてあり、今の時期は「つけ鴨そば」や「豚しゃぶそば」というメニューもあった。選択肢が多すぎて大いに悩んだ結果、標記(税込み378円)と「だったん」のかけカレー(税込み486円)を注文した。
 麺は蕎麦の実の甘皮も一緒に挽いた、中華麺でいうところの全粒粉仕様。蕎麦本来の香りが豊かで、日本人なら誰でも美味しい蕎麦だと思うだろう。細めに打ってあるが絶妙の茹で加減のため、日本蕎麦らしい特有のコシ、歯応えがあってこれも素晴らしい。麺の量は首都圏の高いお店の一人前分くらいと少なめだが、打ちたて、茹でたての生蕎麦が、駅の立ち食い蕎麦よりも安い400円弱で味わえるのならなんの文句もないし、複数の麺を味わうにはこのくらいが適量だ。つけ汁はカツオ出汁が適度に香る甘辛な味わい。よって、ドボ浸けは出来ないが、麺にワサビや薬味のネギを添えて食べるにはちょうどよい。麺を食べ終え、もう一品頼んだつけカレーをやっつけたら、蕎麦湯で適度に割ったつけ汁を再度味わってフィニッシュ。
 2種類の蕎麦を味わって千円でおつりが来るなんて、首都圏では考えられない。

・お気に入り度:○+

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