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広島つけ麺・大辛・中盛り@広・千代田区秋葉原

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写真: 広島つけ麺・大辛・中盛り@広・千代田区秋葉原

写真: 冷たい肉そば@きたかた食堂神保町店・千代田区神保町 写真: 冷やし担担麺・辛め@ピリリ・中央区水天宮前

らあめん 広
  千代田区神田佐久間町2-25 梅屋ビル1階

 都内で広島式のつけ麺が食べられる数少ないお店の一つ。仕事帰りの18時過ぎに訪れると先客はゼロで、テレビの音声が聞こえるだけ。お店に入って直ぐ右側にある券売機で標記(860円)と、喉の渇きを癒すために角ハイボール(350円)の食券を購入し、1人で営業する店主さんに手渡すと「辛さと麺量はどうしますか?」と問われたので、辛さは普通、中辛、大辛から大辛を、麺量は200gの並盛りと300gの中盛りのうち中盛りをそれぞれお願いした。
 麺はストレートの中麺。氷水で締められているのでしっかりとした噛み応えがあってプリプリ、シコシコとかなり強い食感だ。しかし、太麺ではなくつけ麺では珍しい細めの中麺のため食べにくさはない。また、水切りをワザと甘くして麺が入った丼に水が張ってあるみたいになっているので、麺がくっつくこともなくこの点でも食べやすい。浮いたラー油で真っ赤なつけダレは甘・辛・酸が特徴の独特の味わい。豚骨をメインにイリコで魚介風味をプラスし、醤油ダレで味付けした上でラー油と擂りゴマを浮かべてある。面白いのは、そこにお好み焼きのトッピングにも使われるおつまみ用のイカ天を砕いたものを加えてある。大辛にしたがうっすらと汗がにじむ程度の辛さで、口中がピリピリしたり痛くなることもなく大したことはない。それよりも甘さが目立つ。酸味は辛さの陰に隠れて穏やかに感じる程度。特徴的な味わいだが、出汁と醤油由来の十分な旨味が味の基本となっている。時々麺にイカ天が絡み、イカ天特有の食感と旨味が味わいのアクセントになって飽きない。チャーシューは、盛り付ける前にフライパンで片面を焼いてあるので香ばしく、肉の旨味にもあふれていて超美味。その他には茹でキャベツに多めの斜め切り白ネギ。キャベツは甘くて絡みに慣れた舌をリセットしてくれる好食材なのでもっと欲しかった。でも、猛暑で高騰しているから無理だろうな…。
 福島で食べて以来2年ぶりで食べた広島式つけ麺。広島で食べていたのとはちょっと違ったが、それも個性のうちだろう。満足。

・お気に入り度:○

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